Appleの隠れた?名ソフトiLifeについて、詳細にご紹介していきます。

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更新:10/11/06 | iLife | Apple iLife

iLifeとは

iLifeはWindowsユーザーにとってのMS-Officeにも似ていますが少し違います。MS-Officeが文章や表計算を作成するためのソフト群であるのに対して、iLifeは趣味で活用できるソフトを中心にパッケージ化されているためです。
具体的には次のようなソフト群で成り立っています。

iLifeの値段

Snow LeopardiLifeのもう一つの特徴はAppleの価格戦略です。
AppleはiLifeを単体で売上を上げるためのアイテムとは捉えず、Macの売上を伸ばし、Macの市場シェアを伸ばすための魅力の一つと捉えているようです。
そのため、Macを購入するとiLifeはインストール済みの状態で、すぐに使い始められるようになっています。

iLife'11には、Leopardシリーズに見られたようなバージョンアップライセンス(安価なバージョンアップ版)というものは無いようです。

大容量のデータに困ったらNAS(ネットワークHDD)で解決

HDL2-SシリーズiPhotoにiMovie、RAWデータでなくても最近の大容量化したデジタルカメラのデータはあっという間にHDDを圧迫します。
さらにはiMovieともなると1時間10GB以上の容量を取ることもざらで複数のソースを組み合わせて最高のDVDを作ろうと思ったら到底ローカルのHDDでは容量が足りません。

こうなると、I/OデータのI-O DATA 3.5インチ2台搭載 ミラーリング対応 LAN DISK LAN&USB接続ハードディスク2〜4.0TB HDL2-Sシリーズ(amazon)などの大きなストレージが大変便利です。2Tから4Tまで3万円台でミラーリング(HDD障害時に他方がバックアップになる)に対応しており、Macでもギガビットイーサで利用できる便利なNASです。
コストパフォーマンス的には非常に魅力的なソリューションなのですが、スピードはローカルHDDやFireWire接続のHDDと比べて1/3となるので大容量のデータを移行するのに待ちきれない!という方は良く検討してからご購入下さい。
通常利用する範囲では(編集や、オーサリング、カメラデータの保存など)全く支障はありませんが、iMovieのデータをビデオカメラから取り込む際には、

  1. ローカルHDDにデータ録画
  2. ローカルHDDからNASにドラッグ&ドロップで移動(iMovie内)

という手順を取った方がコマ落ちなどの心配がありません。

FireWireでiLifeの高速編集環境を整えるWesternDigital My Book Studio II Edition 4TB

このように、NAS全般にギガビットイーサとは言えLinuxベースの安価なシステムで稼働しているせいか、転送速度が10MBps〜と低速です。そこで、1万〜1.5万円程度値が張っても構わないという人にはFireWire接続できる外部HDDをお勧めします。
Western Digital(WD) My Book Studio Edition II WDH2Q40000(amazon¥45,000)はFireWire400/800にも対応したコストパフォーマンスに優れるソリューションです。iMovieなどでストレス無く編集作業をするには、やはりFireWire無しには語れないと実感しました。

iLifeメディアのバックアップ、コピー特性

iLife'08は単純コピーで移行可能?

iLife'08コピーMacに同梱されているLeopardのインストールDVDは、インストール先のハードウェアを判定してライセンス契約に違反して他のハードウェアにインストールできないようにプロテクトを掛けています。

しかしながら、Leopardに同梱されているiLife'08については単純にappファイルをコピーするだけで使えてしまいます。Leopardの場合はインストーラーが判定をしていますが、一度インストールされてしまったiLife'08では、同じレベルのプロテクトを実現しようとすると各アプリケーションが起動の度にハードウェア判定する必要があり、Appleはそこまでの対策を講じる必要性は感じていないのでしょう。

iDVD08iMovie08iPhoto08iWeb08garageband

因みに、アプリケーションファイルをコピーするだけでは起動はしてもテーマなどの素材が利用できない場合があります。これらのテーマなどは、ライブラリ/Application Support/の配下にあるそれぞれのアプリケーション名と同じフォルダに格納されているようです。
例えば、iPhotoのフォルダをそのまま別のMacに複製するとiPhotoから印刷を行うことが出来るようになります。(テーマがないとiPhotoで印刷することは不可能)
ただ、これらの複製によるiLife'08の展開はライセンス違反に当たるので、「本当に動くのか見てみたい」「どんなコンポーネントを使って動いているのか確かめてみたい」といったレベルの瞬間的な確認にとどめてください。動作に問題ないことを確認してからiLife'08を購入しましょう。

iLife'11もISOイメージ化が可能だった

iLife'11を買ってきました。Apple製品の梱包は特にソフトウェアは簡易梱包となっていてサイズも小さく直ぐにメディアが何処かに行ってしまったり箱ごと潰れてしまったりするため、念のためインストール用DVDメディアのバックアップをとることにしました。

Mac上で起動したParallels Desktopイメージ上でImgBurnを使ってISOを作成しましたが、マウントしたISOイメージを使ってインストールなども問題なくできました。これで安心してメディアを粗末に扱えます!?

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