V-Gear社製のビデオキャプチャボードについて紹介していきます。

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更新:07/06/02 | キャプチャボード | Hardware

『ゴンちゃんのビデオをDVDにしたい』。全てはそこから始まりました。

ゴンちゃんは近所に住んでいる犬なのですが、めちゃくちゃかわいいのです。
そんなゴンちゃんの映っているビデオを借りてきたので、どうしてもDVDにしたくなったのです。

とにかく安いキャプチャボード

キャプチャボードには大きく二つの種類があります。

ハードウェアエンコーダー型

キャプチャボードにハードウェアとしてエンコーダーが搭載されています。
エンコーダーとは映像をコンピューターで扱えるフォーマットに圧縮する作業を担うシステムのことです。リアルタイムに流される映像をその場で圧縮していかなくてはならないため、それなりに高い負荷が掛かります。

良いところ
コンピューター自体に付加が加わらない。画質もきれいになる傾向がある。
悪いところ
高い(1〜2万円)
ソフトウェアエンコーダー型

キャプチャーボードには必要最低限のインターフェイスしか搭載されていません。
エンコードはコンピュータ上のソフトウェアが担うことになります。

良いところ
安い(5千円〜)
悪いところ
コンピューターに負荷が掛かる(高性能なPCが必要)

結論としては、とにかく安いキャプチャボードを探しました。ただ、ある程度の機能と同梱されるソフトウェアの充実も保ちたかったので、同じ価格帯のキャプチャボードでも色々と見比べました。

そこでたどり着いたのがV-Gearのキャプチャボードでした。
最終的にはPC-Successで通販購入したのでした。V-GearのキャプチャボードはMPEG2やDivXに対応しており、パッケージで買うと1万円ほどする編集ソフト「Director3」も同梱されていたからです。

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V-Gear MyTVとV-Gear SpeedTV

V-Gearのキャプチャボードにも2つの種類があります。
これが分かりづらく、違いや特長がいまいちつかみきれなかったのでまとめておきます。

V-Gear MyTVとV-Gear SpeedTVの比較
V-Gear MyTV V-Gear SpeedTV
イメージ
価格 ¥ 4,460- ¥ 4,640-
インターフェイス
  • TV入力:75 オーム同軸アンテナケーブル
  • ビデオ入力:コンポジット(RCA)端子、S ビデオ(MINI DIN)端子
  • 音声入力:ミニステレオジャック(3.5mm)
  • 音声出力:ミニステレオジャック(3.5mm)
  • TV入力:75 オーム同軸アンテナケーブル
  • ビデオ入力:Sビデオ端子
  • 音声入力:ステレオ音声入力端子(3.5mm - RCA R/L)
FMラジオ X O
対応フォーマット
  • DivX MPEG-4 リアルタイム録画
  • MPEG-2 リアルタイム録画
  • MPEG-1 リアルタイム録画
  • MPEG-1 リアルタイム録画
  • MPEG-2 リアルタイム録画
  • DivX MPEG-4 リアルタイム録画
発売時期 2004/12/10 2005/03/02
ロープロファイル X O
その他 出荷されてから時間が経っているので枯れている?
利用者が多いのでトラブル時に情報が多い?
発熱による画質の劣化に強くなっている

このように、価格や性能においてもあまり違いはないようです。ただ、SppedTVの方が発売時期が遅く、商品としては新しいのです。 そのため新しい高集積回路を搭載することで、ロープロファイルに対応したり、幾つかの拡張機能を搭載しています。
結果的に、私はSpeedTVを選択しましたが、好みで決めて問題ないと思います。

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付属ソフトと機能 PowerDirector V-Gear BEE SpeedVCR

V-Gear SpeedTVには幾つかのソフトが同梱されています。

キャプチャソフト SpeedVCR
ソフトウェアエンコーダー型の心臓部とも言えるキャプチャソフトです。V-Gear製だったと思います。動作にはDirectXが必要となります。
編集ソフトPowerDirector
コンピューターにキャプチャ後に、編集してDVDに焼き込んだりするためのソフトです。
実は、このソフトが同梱されていたこともV-Gearのキャプチャボードを購入した一つの要因です。
このボードと同じチップを採用していて、同じくらいの値段で販売されているボードも色々とあったのですが、こうした編集ソフトなどがちゃんとバンドルされている物はあまりありませんでした。 個人で楽しむにしても、せっかく取り込んだのならそれなりに色々な機能で編集してみたいものです。

注意点としては、インストール時のキーが非常に分かりづらいところに書いてあります。カラーの一枚ペラで同梱されているインストール手順書に刷り込まれております。最初、なかなか見つけられなくてイライラしました。CDのエンベロープにシールで貼り付けるなどしてほしいですね。

リアルタイム監視ソフト BEE
実はまだ使ったことはないですが、不在中の自宅などを監視するためのソフトです。映像に動きがあった場合にだけ録画するようになっています。
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マイナーベンダーの恐怖? 不具合とエラー続発

やっと届いたボードを早速実装して、ソフトをインストールしてみました。初めて起動すると地上波のチューニング(チャンネルサーチ)が始まります。しかし、ここで早速一つめの問題が発生……。

地上波が入らない

いくらスキャンしても地上波が入りません。
一瞬荒い映像が映ったりしたのですが、 結局何も映らずザーザーと音がするだけです。そもそも、ボードについているアンテナを接続するためのコネクタインターフェイスの径が小さく、アンテナ線をつないでもいまいちフィットせずゆるゆるなのです。 そのためなのかどうかはよく分かりませんが、ピタッと接続できる状態で確認しないと、問題がどこにあるか特定は出来ないかもしれません。

音が入らない

仕方がないので、当初の目的であるゴンちゃんビデオを録画しようとS-Video端子接続をしてみました。
こちらはちゃんと映りました。

音声入力はボードについていないので、PCの標準のインターフェイスから取り込みます。やっと録画できるかな……と思いきや、今度はどんなに頑張っても音声が入らないのです。
むなしく映像のみのmpgファイルが生成されるばかり……。
しかも、録画開始時にかならずエラーが出るのです。
どうも、DirectXに含まれるDirectShowコンポーネントがらみのエラーのようですが、何とも分かりません。

0x80004005というエラーコードも汎用的なコードのようで原因の特定は出来ません。
VCRとドライバーをホームページからダウンロードした最新のものにしましたが駄目で、DirectXも最新の9cというバージョンにしてトライしてみましたが問題は解消されませんでした。

その後の経過

結局、初期不良ということでショップに返送して交換してもらいました。
もしも初期不良でなかった場合には実費や送料を取られますし、今回新しい商品が届くまでには結構時間が掛かりましたので、こうしたトラブルは勘弁して欲しいものです……。次回500円割引券を頂いたのですが、これまたいつ使うことになるやら……。

やっとまともに利用できるようになったキャプチャーボードですが、それでも同梱されているソフトで取り込むとなんだか映像がスムーズではありません。といよりも、最良画質の設定では3GHzのマシンでもエンコードが追いついていない気がします。
ソフトウェアエンコーディングのデメリットが出てしまったという感じです。

結果的には、フリーで利用できるソフトウェアエンコーダー[キャプチャーソフト hunuaaCap]を使ったキャプチャーの方がより品質の良い映像を作成することが出来そうです。
詳細はキャプチャーソフト hunuaaCapのページでご紹介していきます。

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