携帯電話メールアドレスに関する仕様、送信数、宛先数などの制限についてまとめています。

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更新: 11/10/05 | 携帯電話メールアドレスの仕様について | Mobile

i.softbank.jp

iPhoneは国内ではSoftbank Mobileがキャリアとして提供しており、メールアドレスとしてi.softbank.jpが割り当てられています。
このアドレスはIMAP, SMTPでアクセスが可能となっています。
MacやPCからメーラーの設定をすることで、このメールボックスにアクセスすることが出来ます。既に各キャリア(au, NTT docomo)がi.softbank.jpを携帯電話メールアドレスとしてシステム的に認知しているため、各キャリアの標準設定でもi.softbank.jpのアドレスがドメイン拒否されることはありません。

iPhone SMTP送信時の制限・規制

MacやPCからi.softbank.jpのメールを送信できることには様々なメリットがありますが、気をつけなくてはならないのはキャリアが設けている規制に抵触しないかどうかの判断です。
以下に、Softbank Mobileが公表しているiPhone(i.softbnk.jp)の携帯電話メールアドレスについて設けられている規制をまとめました。

  1. RFCに準拠していない場合。(RFC非準拠の状況は論外の状況なので、あまり考慮する必要はありません)
  2. ヘッダ部が12Kbyteを超過したメール(ToやCC、Bccに多数のアドレスが含まれている場合や、件名が過度に長い場合が想定されますが、1アドレスが25Byteとすると100宛先でも2.5KByteなので通常は考慮する必要はありません)
  3. メッセージのサイズが1Mbyteを超過したもの。ヘッダ部も含めてのサイズです。添付物も含んでいますので、大きな写真などを添付するとメールを送信できないのはこの規制が原因と言えます。(実証済み)
  4. 1メッセージにおけるソフトバンクユーザー宛先(RCPT To)が100件を超過したもの。To以外のCCやBccも該当するのか分かりませんが、念のため該当するものとしてシステムを構築した方が無難かも知れません。(事例確認済み)
  5. Fromヘッダが空白のもの。(実証済み)
  6. Message IDヘッダが空白のもの。
  7. 同報送信されるメールの中に大量の宛先不明メールが含まれている場合。対応としては、一定時間送信が出来なくなります。「大量の」部分の定義が曖昧ですが前述の制限でToが100に限られることから、100未満と考えられます。

また、メーリングリストやメールマガジンなどの同報メール自体が規制対象になるかどうかですが、「メールマガジン等で弊社システムに同報送信される場合は、アドレスに誤りがないよう確認メールなどで確認の上リストに登録し、宛先不明でエラーとなったアドレスは逐次送信リストから削除するよう定期的なリストメンテナンスをお願いいたします。 登録ユーザーがアドレスの変更または送信の停止が行いやすいようにして下さい。」と指摘されていることから、問題ないと判断できます。

ただし、指摘されているとおりメーリングリストを構築するような場合は次のような仕組みにする必要があると考えられます。

※ 出典はhttp://faq.softbank.jp/faq/sbm/app/servlet/qadoc?012276

GMailの制限・規制

携帯メールアドレスという条件を除けばGMailは非常に魅力的なSMTP, POP, IMAPサーバーです。ただ、やはりGMailにもSMTPサーバーの制限・規制が存在しています。

※ 出典は
https://mail.google.com/support/bin/answer.py?answer=22839&topic=1527

 

 
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