| 更新:
06/07/21
|
| Intel PRO Set| |
Wireless |
IntelのワイヤレスLANモジュールを掘り下げるページです。
PRO/Wireless 2200BGの問題？
「指定されたネットワーク名は利用できません」の恐怖
現在、Windows2003Serverを中心に、Windows2000Pro、WindowsXP Home Editionが混在するネットワーク環境を構成していますが、Windows2003Serverで共有しているフォルダに対してアクセス中に「指定されたネットワーク名は利用できません(Google)」というエラーが発生するのです。
Windows2000Proクライアントと、WindowsXPクライアントの両方を利用中に同時にエラーが発生することもあれば、WindowsXPを利用中に単体でエラーが発生することもあります。特に、大きなファイルを移動したりするとかなりの確率で発生する場合があります。
流石に不便きわまりないので情報を収集したところ、NIC固有の問題に依存して発生する場合があるという事実を突き止めました。
つまり、Windowsの設定やバグではない場合があるということです(その方が確率が高い？)。
そこで、早速WindowsXPで利用中のIntel PRO/Wireless 2200BGのドライバー、ユーティリティを刷新することにしました。
導入当初は8.0.0だったバージョンが、見事に9.0.2.1になっていました。
また、Thikpad系の同ドライバーに関して古いバージョンで似たような問題が発生しているという指摘も見受けられました。
早速ダウンロードしてインストールしてみることにします。
インストールの流れ
特に難しいことはないのですが、ダウンロードサイト〜インストールの冒頭は英語になります。
途中から自動的に日本語になるので心配ありません。
ここまで来れば、日本語になります。
既にインストール済みのドライバー、ユーティリティは自動的にアンインストールされます。
設定は引き継がれるので心配はありません、また、インストール後の再起動なども不要です。
初期状態のままインストールしても問題ないようです。
場合によってはカスタムインストールにして、管理ツールをインストールしても良いかもしれません。
ご覧の通り、タスクバーのアイコンも従来と変わっています。デザインは今一のような？
「指定されたネットワーク名は利用できません」の行方
肝心の「指定されたネットワーク名は利用できません」の表示はどうなったのでしょうか？
なんと、この問題は改善されました！ 今のところ発生していません。
ドライバー類を刷新して変わった点があります。
今までは、PC起動時に速やかにリンクが張られていたのですが、ドライバー類を新しくしてからは起動後しばらくしないとリンクが張られなくなった気がするのです。その影響で従来は自動再接続の設定にしてあったネットワークドライブの再現がされないという新しい問題が発生するようになったのです。
正に二次災害でした……。
ネットワークドライブの再接続に失敗する
エクスプローラーなどから「ネットワークドライブの割り当て」を選択すると、ネットワーク上にある他のコンピューターのドライブやフォルダをローカルのドライブレターに割り当てる事が出来ます。
私の場合、サーバーの各ドライブをローカルのドライブレターに割り当てて使っています。
このとき、「ログオン時に再接続する」を選択すると、次回ログオン時にその名の通り自動的に再接続してくれます。
しかし、ドライバー類を更新してからというもの、正常に再接続されずエラーが表示されるようになってしまいました。
そこで、色々調べた結果毎回ネットワークドライブを手動接続し直した方が良いという結論に達しました。
しかし、現実論として本当に手動で毎回設定をし直していたのでは身が持ちません。
そんなときに登場するのがDOS窓のDOSコマンドです。ここではNetコマンドを使います。
net use r: /delete
net use r: \\server\c$ /persistent:no
などとバッチファイルを用意します。net useに続いて対象となるローカルのドライブレター、そして接続先を指定します。
/deleteとすると現在ローカルに設定されているネットワークドライブを削除します。
/persistent:に続いてyesとすると自動再接続、noとすると再接続しません。
このバッチファイルのショートカットなどをスタートアップに登録しておけば、ログインするたびにバッチファイルがセミオートでネットワークドライブを再接続してくれるというわけです。
この設定をしてからというもの、至って快適な無線LAN環境を再び取り戻すことが出来ました。
◆ ◆ ◆
 |
Copyright (c)1998-2006
Fujigoma Project Presents.
CNXGROUP All Rights Reserved.
|
|