Javaの導入から開発の基礎までを詳細に紹介

更新: 06/03/24 | Java編 | Java

Javaとは

Javaについては今更多くを語ることはしませんが、SUN Microsystems社が考案したオブジェクト指向型の言語です。
特徴としてはオープンでフリーであることが挙げられます。
そのため、UNIX系のプラットフォームと親和性が高く主にビジネスシーンでの利用が活発です。

Javaの種類

Javaには幾つかの種類があります。

  1. JVM上で動作するJava ※ JVM=JavaVirtualMachine=仮想プラットフォーム
  2. ブラウザ上で動作するJavaScript
  3. Webサーバーと連係して動作するJSP

などです。
ここでは、主に生粋のJavaについて掘り下げていきます。
実のところ、Javaを習得できれば他の利用シーンで活用されるJavaScriptやJSPの習得も非常に容易です。

更に、1に関連して、Javaの配布パッケージには次の3種類が存在しています。

  1. J2SE StandardEdition=デスクトップ向け
  2. J2EE EnterpriseEdtion=企業・サーバー向け
  3. J2ME MicroEdition=移動通信端末向け

開発環境の整備

Javaの開発環境(IDE)はJVMやらオープンやら、ちょっとWindowsプラットフォームでの開発環境とは様子が異なります。
Javaのソースコードは当然ASCII形式なので普通のテキストエディターでも編集・作成が可能ですが、他の言語と同じように開発しやすいよう様々な開発用の環境が提供されています。
その中でも、最も有力なのがEclipseと呼ばれる開発環境です。
@ITのEclipseを使おうが参考になります。

Eclipseが半分近くのIDEシェアを誇っているようですが、その理由は

  1. 機能が製品並みに豊富
  2. 無料
  3. 動作が軽い
  4. プラグインによってJava以外の言語と共同開発できる
  5. 利用者が多い

といった所のようですね。
実際、本屋に行っても情報が多いので重宝します。

Java
Java Eclipse
Windows
Computer

といった構造になっていますので、まずはJDKのインストールから始めていきます。

JDKのインストール

早速、Eclipseの導入を開始します。
Eclipse自体がJavaで作られていますので、Javaの環境をまずはインストールします。

http://java.sun.com/j2se/1.5.0/ja/download.html

JDK のダウンロード

から、JDKをダウンロード、インストールしましょう。

Accept License Agreement

をクリックすると、やっとダウンロードサイトに誘導されます。
Windows Offline Installation, Multi-language

がWindowsプラットフォーム用です。
今回は、Windowsプラットフォームでの利用を前提とするので、こちらをダウンロードします。

ダウンロードには時間が掛かるので、その間に次のEclipseのインストールへ進んでも良いでしょう。


インストーラーを起動すると、しばらく準備に時間が掛かります。


使用許諾の内容を確認して、次へをクリックします。


インストールするモジュールを選択します。
HDDの容量に余裕がある場合は標準の設定のままで良いですが、容量がない場合にはソースコードデモなどを除外して次へ進みます。


インストールにはしばらく時間が掛かります。


更に、J2SEに関するインストールコンポーネント(JRE)の確認を求められます。
特に理由がない限りは、標準の設定のまま次へ進みます。


JREを利用するブラウザの指定を行います。


インストールが無事に終了。

Eclipseのインストール


JDKはJavaDevelopperKitの略で、開発環境を含んだパッケージです。
対して、JREはJavaRuntimeEditionの略で、実行時に必要となる最低限のモジュールのみで構成されるパッケージです。
開発者はJDKが必要となりますので、間違えないようにしましょう。

http://www.eclipse.org/downloads/index.php

から、Eclipseの最新版をダウンロードします。
Download now: Eclipse SDK 3.1.1, Windows [torrents].
などと書かれてているのですぐに分かると思います。


ZIPファイルで提供されていますので、まずは展開します。
これで、起動準備は完了です。特にインストール処理というものはありません。

Eclipseの初期設定

早速、展開されたフォルダをしかるべき場所に移動したら、フォルダ内にあるeclipse.exeを起動してみましょう。
しかるべき場所については、WindowsであればProgram Filese配下などが適当と思われますが、好みによってC:\でも良いと思います。

日本語化するには日本語のリソースファイルが必要ですが、2005年10月現在ベータ版のみの公開となっています。
この機会に英語になれておくのも良いかもしれません?


起動すると、最初にワークスペースの場所を確認されますが一度場所を確認したらチェックボックスをOnにして、次回から確認を割愛しても良いでしょう。


起動画面には、大まかに4つの項目が並んでいます。

 

 



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