1W:巻き付け型簡易式グリップヒーター

 

 取りあえず、最も気になるのがその効果だった。
 何せ、HONDA純正のグリップヒーターは16,000円もするのだから、取り付けてから使い物にならないのではちょっと悲しすぎるではないか。そこで、最初に定価4,500円、実売3,500円(ラブ君)の巻き付け型簡易式のグリップヒーターを試してみることにした。

 結果は微妙だった。

メリット:
@ないよりはまし程度の暖かさ。
Aスイッチボックスがしっかりしている。
B消費電力が小さく、バッテリーに優しい。

デメリット:

@あまり暖かくはない。
Aグリップが一回り太くなり握りが悪い。
Bグリップが紐で止められるため握りが悪い。
C配線が面倒。結線などのハーネスはない。
D表面がプラスチックライクで滑る。

結 論:
実用的ではないが、1Wでもまぁまぁ暖かくなることは確認できる。ないよりはましだが、握りの悪さを考えると買わない方が良いだろう。しかし、HONDA純正グリップヒーターへの期待は大きくなった。また、購入の動機に足りる結果を得られた。

そして、、、

35W:HONDA純正グリップヒーター

 

 そして、遂にHONDA純正のグリップヒーターを購入。
消費電力にして35倍の暖かさが得られるわけだ。また、プリントヒーター方式により、熱効率も良くなっているらしい。この辺りについては直接確認するすべはないが、かなり暖かくなるため非常に便利!

メリット:

@かなり暖かい。
AICによる自動電源装置により、
  バッテリーへの負担も軽減されている。
B無段階調整による温度調節が可能。
C夏場も取り外しの必要がなく、見た目も自然。
D勿論、握りも快適で違和感は全くない。
E配線は専用のハーネスによるため簡単きれい。

デメリット:
@暖かいのは良いが、汗をかき逆に甲などが
 冷たくなる可能性は大いにある。
A高価である。

結論:
手の冷えが気になる人にはお勧め。
ただし、手の甲などは無防備であり、完璧とは言えないのでその点は考慮する必要があるだろう。
HONDA純正のため、各車両への取り付け特にコントロール部分の完成構図は非常にきれいである。さすが純正だ。

※右図は、クリックで拡大画像が見られます。




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